【次のステージへ】

昨日は私たちが所属する福井県菓子工業組合技能士会の総会、ならびに例会でした。 

   

ZOOMでの技能講習会はやっていたのですが、技能士会として、皆がリアルに集まるのは実に2年ぶりでした。

   

  

↑ 技能講習会の様子

 

コロナで規制されていた後の、2年ぶりの総会ということで、規約変更が多々あり、改めてこれから変化していかないと時代に取り残されると痛感しました。

    

↑ 例会では御素麺屋さんのフルーツ大福を

  

この技能士会は福井県内の和菓子技術者の技術の研鑽を目的としており、個人事業主の方はもちろん、スタッフでも参加できます。

  

私自身、東京から帰ってきて、最も勉強になったのがこの技能士会だったこともあり、工場長はじめうちの社員はほとんどこの会に入会させております。

   

福井市内に3店舗出されているお素麺屋さんが2名に対し、うちは工場長の倉橋、木下、水嶌、坪井、吉川、中村、私を含めると7名。

 

 

出来上がったフルーツ大福

もちろん参加者が多いから、それだけ技能が優れているというわけではありません。

 

 

むしろその逆で、技術がないから学び続けないといけないと思います。

   

 

また弊社の行動指針に「次世代に継ぐ菓子舗になる」というのがあるので、技術の継承はとても大事だと考えております。

 

  

↑ 小寺専務による練切製「鮎」の実演

  

 

コロナ以外に、この2年間に大きな変化もありました。

 

 

そう、ウクライナ戦争です。

   

   

何回かこのブログでも竹内菓子舗での活動を書かせていただきました。

 

活動報告一  ウクライナ支援上生菓子「平和への願い」

活動報告二 「平和への願い」新聞掲載

活動報告三  ウクライナ支援結果

  

 

久しぶりに会う、共に和菓子を学ぶウクライナ人のイリーナさん….

 

  

なんと今回、山内会長の提案で、戦時中でなかなか会えないイリーナさんのご両親に、「日本でこういう仲間と一緒に学んでいるよ」「遠い日本でも応援しているよ」との気持ちを込めて、集合写真を撮りました。

   

  

↑ イリーナさんと技能士会のメンバーたち

   

  

これを見て戦地のイリーナさんのご両親が少しでも元気になってくれたら…

   

  

まだまだ終わりの見えない戦争ですが、一刻も早い終息を願いながら、自分たちはそれぞれにできることをやっていこうと心新たにした1日でした。

   

   

 

山内会長、役員の方々、今回惜しげもなく技術を披露してくれたお素麺屋の小寺専務貴重な時間ありがとうございました。

 

 

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追伸

   

  

集合写真に私が写ってないのは、カメラマンを志願したから…

   

  

普段、社員たちがお世話になっているのと、私は幽霊部員化しているので、せめてもの罪滅ぼしに(笑)

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