米粉カステラ誕生秘話

【第五話】理想と現実の間 〜点を線でつなぐ〜

ここで諦めてはいけない、せっかく帰って来たのだからできることをやってみようと、もう一度自分と向き合います。   1. 東京での貧乏生活 2. 六本木でのアルバイト時代 3. 蜂の家での修行時代   今までの行動、経験を振り返った時に思ったのは、結果がどうなるにせよ自分の作りたいものを作ろう!そう決意します。作りたいものは…あの時の「卵かけご飯」そして福井のコシヒカリ、見て学んだカステラを点で結んだものでした。   『あの美味しいカステラを故郷のコシヒカリ米粉で作ってみたらどうか?』   試作を始めると、父はなぜか反対してました。どうやら昔、父もカステラをやってはみたもののあまり売れずに失敗した経験があるようでした。   ワラにもすがる思いで試作を繰り返す私をよそ見に、「福井ではカステラは売れん!やるだけ無駄!」と言われ喧嘩もしました。   「一度決意したので何がなんでも完成させる」毎晩夜中まで試作を繰り返し、2011年ついに「4代目と喧嘩しても作りたかった5代目の米粉カステラ」が商品化。   中身はもちろん、ストーリーをそのまま商品名にするという今までないネーミングをすることにより新聞はじめ、TV、ラジオなどのメディアに取材され、一躍当店の看板商品にまでになりました。   米粉独特の、もちもちふわふわな美味しさは喧嘩しても仲直りするほどです。   ぜひ、あなたもこのカステラで大切な方ともっと仲良しになってください。
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