日々のこと

世界一のパティシエ

昨日は定休日でしたが
以前から楽しみにしていた

 

津田励祐さんの講演会に

社員と3名で参加しました。
 

同氏は去年10月ミラノで行われた
パティシエ世界大会で優勝された実力派です。

 
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↑津田オーナーパティシエ
 
 

あらかじめ準備してくれた
チョコの工芸菓子を目の前で
組みながらの講演会
 
贅沢です…
 
正直、
 
チョコの工芸菓子(ピェス・モンテ)
の製造工程を目前で
拝見したのって初めてかも…

わずか30分くらいで
どんどん仕上がっていきます。
 
 
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↑土台(中央のブロック)から
 
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↑花芯(白いボール)に花弁をつける作業
 
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↑中央から順番に
 
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↑湯煎したチョコを接着剤代わりに、大きいフレームも
 
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↑組んだ花をつけた後
 右手のダンボールにはその後組むパーツが
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設計図などはなく、感覚で仕上げます
 
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↑完成


和菓子にも工芸菓子部門があるので
ついつい食い入るように
見てしまいました(^^;


津田さん
なんと鯖江市のご出身だということで
 
今回のご縁でしたが、

当日のお菓子にも
鯖江市の名物である
「メガネ」や「ツツジ」
を絡めるという心意気が憎いです。
 
しかも、
それだけにとどまらず、
参加者全員に焼き菓子のサービス
 
 
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↑ガレットデロワ
 
 
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↑アーモンドプードルはじめ
   原料が違います
 
 
はっきり言って
盛りすぎです(笑)
 
大好きになっちゃいました←単純

 
講演の中で驚いたのは
 
 
原価計算など細かいことはせずに
お菓子を作ってられるとのこと
 

「本当に美味しいものを作りたかったら、
 いちいち原価など気にしてられない」
 
ってお話でした。

だからお菓子は
全て580円か680円で販売されているそうです。

これって職人の理想ですが、
実店舗でやるのはかなり
ハードルが高いです。
 
 
お客様のニーズと
売り手のニーズの
ミスマッチが起こります。

ケーキの単価580円
 
正直高いですよね。

そういう理由もあって
 
鯖江ではなく
京都に出店されたのだと
おっしゃってました。

講演の後の
仲間うちのティータイムでも
話が出たのですが

ものづくりは
楽しいのですが
 
気をつけないと
作ることで満足してしまいます。
 
特に職人さんは
自分の作ったものに
価格をつけることに
億劫になりがちです。
(正当な価格が分かりにくい)
 
 
津田氏のお店は
京都では3本の指に入る
人気店らしいのですが
 
 
そのあたりをよく聞くと、
奥様がしっかり会計をやってくれているとの
ことでした。
 
 
それで納得です(笑)
 
↑パティスリーグラン・ヴァニーユ

津田さんのお店は京都にあります。

あのピエール・エルメさんも
来られたそうです
(それも2回)

美味しいものは国境を超えますね。

うちの倉橋は事前にチェックしていて
行ったそうですが
ぜひ、私もお店にも行ってみたいと思いました。

なかなか有り得ない今回の企画ですが
 

鯖江商工
会議所サービス部会、
鯖江地区商店街連合会の合同開催だったそうです。
 
 
ともあれ、先生はじめお世話になった方に深く感謝申し上げます。
 
 
それにしても…
鯖江はパワーがあります^^;

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